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知人の一人、フランスの年寄りのインターポール(国際警察)は彼の担当の事件が起きるたびにムッシュー ナカコミ(中込)パリは人間のゴミ箱のようなものなんだモンデュー(オーマイゴッド)と嘆いてましたがもう久しくひお会いしていません。今会えば日本は絵画のゴミバコだと言ってウアハッハハハと笑うででしょう。 最近になり画商、コレクターの方から本物、ニセモノの相談をよく受けます。最も多いのはルノアール、モネなどの人気の高い作家の作品であります。一方、私自身が紹介を受ける作品、私からコレクターに相談する作品には本当に数年に一度と言うのが現状であります。もし、貴方がコレクターの方であるのでしたら”贋物”の話を持ってきた画商とは二度とつき合わないようにするべきです。このページでは過去の贋物に関わる話、世界のニュース等を少しずつご紹介させていただきます。少しでも皆様のお役にたてばと思います。基本的には贋物の画像はここにはアップいたしませんがオリジナルの画像、サイズをアップ致します。
35年前にイランから移住してきた日本人妻を持つ贋作画商
5月のオークションに出品予定だった2つの絵はパリの鑑定家のところに運ばれクリステイーのものが贋物であることが判明し東京の出品者に連絡された。一方ササビーズのものは346,750US$(手数料込み)で落札されたこの作品こそEly Sakhai が売り立てに出したものであった。FBIの調査によるとEly Sakhai の手口はオリジナル作品をオークションで購入後パリのゴーギャン鑑定家が驚くほど出来映えの良いコピーを作成し日本の顧客にオリジナルの証明書と共に売却すると言うものであった。このゴーギャンの作品は過去のデータから推測すると、Ely Sakaiは1997年か1998年に購入したものと思われます。 2005/10/1 続く FBIの発表によると、Sakhaiは80年代後半にはオークション会場を頻繁に訪れるようになり印象派、後期印象派作品の購入を始めた。オークション関係者のSakhaiに対する印象はたくさんの作品を購入する客と言うものであり、身につけているものは派手な高級品でありSakhaiを見ると「マネー」がそこにあると言う印象であったようだ。 Sakhaiが購入した作品の中にはシャガール、ローランサン、ルノアール、モネ、P.クレーなどであった。あまり重要でない作品をターゲットにしていた。< Sakhai は安価な作品も偽物用のキャンバスを得る為に購入していた。> Sakhai はおそらく中国で偽物を作ったのではないかと思われており、偽物にはオリジナルの証明書を添付、オリジナルの作品は数ヶ月、数年後に再びオークションで売却すると言う手口であった。彼はこの贋物作品を主にアジア諸国、特に日本市場でオリジナルの証明書と供に販売したいた、多くの日本人顧客は証明書を信用し作品がさほど重要作品でないこともあり作品の真贋についてはヨーロッパの鑑定家に問い合わせをしなかったようである。 日本国内で頻繁に目にするルノアールの偽物証明書(鑑定家フランソワー ドールト発行)の場合には証明書、写真ともに偽物であることから見破ることは困難ではありませんが Sakhai の偽物にはオリジナルの証明書が添付されており十二分な注意が必要と言えます。 Sakhai が逮捕される以前には欧米の画商が所有する作品をオークションに出品するとまもなく日本から同じ作品を所有すると言う問い合わせが相次いだことから Sakhai に疑いがもたれていたそうです。現在も Sakhai の偽物の多くは日本国内にあると思われます。 また、Sakahiは日本国内に持ち来んだ偽物を有名画廊、テレビでも見ることがあるいろいろと噂の多い著名な絵画評論家などを通じて販売していたと言われている。ー 私が画商を始めたまだ若い頃、私の友人の一人であるコレクターは "Mr.Nacagomi, Be Careful !! Money changes people " と、他の一人は "Painting againsts money", " Money againsts painting "と歌の歌詞をつぶやくように何度も何度も画商の基本心得を教えてくださいました。私はこの教えをいつも反芻しながら事故に遭遇しないように気をつけています。そして、この二人はサルと犬のような仲の方でしたがどちらの方も死ぬまで数えても数えきれないほどお金を所有する資産家でした。とくに太陽がたとえ西から昇っても価格の上昇が期待されないような作品を日本人がオークションで落札するのを目にすると”オー、かわいそうな日本人、、、”と同情している姿を見るのは私にはかなりつらいものがありました。
オークション会社もSakhaiに対しては疑惑を抱いていたので彼の出品する作品にはチェックを厳重にしていたがオークションカタログが発行されるたびに「私の作品をどうするのだ」と言う電話が世界のあちらこちらからあったとクリステイーズ関係者は語っている。Sakhaiが認めた1,250万ドル(約14億円)を売り上げをはるかに上回る偽物が日本に持ち込まれている可能性が大きいのであります。 |
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